Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

T.ピノック:ハイドン 交響曲第52番  

今日は桑名までレッスンに、雨が降らなくて助かりました。
また、ひじょう~に微妙な課題が生じて、大変そうです^^;新たな課題を体得したり、癖を取るというのは本当に時間がかかります;;

さて久しぶりに音盤鑑賞、BOXセットが全部聴けないまま保留になっています;
今日はT.ピノックのハイドン、交響曲第52番ハ短調は最も短調らしい魅力をもった作品、ホグウッド盤のワンポイント・マイクらしい自然な音場もよいが、ピノック盤のアルヒーフらしい各パートが詳細に聴ける録音も良い。

hay sym52 pino
トレヴァー・ピノック指揮、イングリッシュ・コンサート
1990年録音


交響曲第52番ハ短調 Hob.l:52
第一楽章、冒頭の3小節は全パート、ユニゾンで肉太に動機を示し、4小節目から、パァっと和声の色彩が花開く第一主題、2nd vnが対等で立体的に聴こえ、ホルンが柔らかな美音で高鳴る、展開部は第二主題ではじまり、ドラマティックな魅力で申し分なし、再現部も変化に富み、展開部の続きのような充実感。
第二楽章、アンダンテはこの時期らしく、穏やかながら、幻想感に引き込む、ときに総奏の響きを繰り出し、変化を与える。
メヌエット、アレグレットは典雅さよりもやや不思議な雰囲気、カノンの手法も幾分使われ立体的なあじわい。
終楽章、プレスト、対位法的に始まる第一主題、
sc01 hay
ピノックらしく、急速ながら折り目正しく演奏していく、やはり各パートがバランスよく聴こえ、詳細に味わえる、第二主題で始まる展開部、各パートが畳み掛ける中、ホルンが高音を奏で一際美しい、終結の簡潔さも心地よい。
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category: F.J.ハイドン

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コメント

お聞きしますが。。。

私は、モーツァルト、ベートーベン、ブラームス、シューマン、ドボルザーク、チャイコフスキー、ショスタコーヴィッチ他の交響曲全集は持ってますが、ハイドンだけはとっつきにくくて持ってませんでした。
遅ればせながら、 Dennis Russell Davies , Stuttgart Chamber Orchestraの全集が激安で衝動買いしてしまいました。
ハイドンの魅力って一言で言ってなんでしょうか。

LUTE #xWZbQHpc | URL
2015/11/24 10:13 | edit

LUTEさん こんばんは

難しいご質問ですね!^^;

一言に集約すると、健康的 でしょうかね?
明るい、楽しいという要素は他の作曲家にもありますが、ハイドンは+健康的な作風が魅力と言えましょうか。
35番あたり象徴的なサンプルで、活きの良いスッキリとした楽しさが詰まっています。
長ったらしくならず、短い中に聴きどころを集約している純粋性、バロック期から引き継いだ対位法など、書法的にも群を抜いた手腕を見せています。
"通"が味わうべきところも多分にあると思います。
各時期に完成度を見せていますが、初期~後期にかけてこれほど進歩し続けた作曲家は他に例がなく、全曲を聴く楽しみでしょう、短調作品も魅力ですが、感傷に浸らない音楽ですね。
純粋なだけに、演奏しだいでがらりと魅力が変わってしまいます。

michael #xNtCea2Y | URL
2015/11/24 19:13 | edit

有難うございます!!

よく分かりました。。
特に、「短い中に聴きどころを集約している純粋性、バロック期から引き継いだ対位法など・・」
「初期~後期にかけてこれほど進歩し続けた作曲家・・」の部分で、最初から全部聴いてみたい気持ちがわいてきました。
いつも感謝です。

LUTE #xWZbQHpc | URL
2015/11/24 21:51 | edit

LUTEさん

またハイドンの交響曲についても書いていこうと思います、その折、感想などコメントいただけたらうれしいです^^

michael #xNtCea2Y | URL
2015/11/24 22:06 | edit

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