Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

リュートを高く!(追記あり)  

お値段の話じゃありません^^;
昔、クラギをやっていたころ、左手指がややこしい動きを要する(他の指はつられず、一つの指だけ動かす)際、ここからここへ行け、と眼で誘導してやるとうまくいくのに気付きました。しかし視る、視ないは別にしても、人間の手先は眼の高さに近いほうがより器用に集中力を持って動くのを実感しています。眼→脳→指先の連携が密になる感じです。エレキギタリストなど楽器が腰骨に当たるような低い位置で弾く人もいますが、これはとても不合理です、あの寺内タケシ氏は高い位置で弾いています。
リュート奏者はさすがに低い位置で弾く人はいませんが、ヴァイス演奏家としてNAXOSに録音している、ロバート・バルト氏はひじょうに高く構えます。難度の高い曲を弾くには必須の構えかもしれません。
bart_201512060250129b8.jpg
動画

バルト氏はこのほか、ピッチを下げ、緩いテンションでブリッジ近くの鳴り易いところを弾く、歴史的考察による演奏を実践しています。ただしガット弦は使わないとのこと、プロ奏者には現代の演奏会環境でガットは無理があります。

自分はというと、リュートを始めた頃はクラギと同じく、左足を足台、という構えでしたが、これはどうにも楽器が低過ぎ、姿勢も苦しかった;ストラップで楽器を肩に掛け、右足を低めの足台に乗せることで、高く構えることができ、長時間疲れにくくなりました。

追記:長く未確認だった、リュートの裏面に紐を渡し、それを服のボタンに掛けていたという説、ようやくそのものズバリの絵をみつけました(竹内さんのページより)
ボタンに掛ける
目立たず、合理的!
自分はボタンのない服が好きなので、結局肩掛けになりますが^^;
関連記事

category: 演奏について

tb: 0   cm: 6

コメント

高いほうが・・

私は自作のリュート台に乗せて構えてますが、やはり顎がボディに触れるかというくらい高くなっています。
クラシックギターでも背中を丸めて弾くのが嫌で、背筋を伸ばして弾いてますが、バロックリュートでもそうしてます。従ってフレット面は全く見えません。

LUTE #- | URL
2015/12/05 14:08 | edit

LUTEさん こんにちは

>背筋を伸ばして
これが何よりです!
仮にクラギに戻るとしても、左足台というのはもう嫌ですね;
ラクで弾きやすいというのを経験してしまうと、もう戻れません^^

michael #xNtCea2Y | URL
2015/12/05 15:03 | edit

そうですね。あのバタヤンも、かなり高くエレクトリックギターを構え、独特の演歌節を聞かせていますよね。

昔、「ギターを弾く場合、音楽は、左手で決まり、左手の押弦が最初であり、次にシンクロして右指が弾弦するので、速弾きというのは、この順番がほんとんど同時だ」 ということを某エレクトリックギタリストに聞いたことがあるんです。

やはり、ギターもリュートも、認知、判断、操作、という一連の流れがあって、最初の目の認知が大事なのですね。
納得です。
姿勢って大事ですね。基本はおろそかにできませんね。

白クマ #5bewr6NA | URL
2015/12/05 19:11 | edit

シャルル・ムートン、滅茶苦茶低いんですけど^^;
しかも半身に構えてるし。
でも、実際にあの構えで弾いてみると、意外と弾きやすい。

こうだ、と決めつけるのでは無く、その人に合った弾き方が一番良いのでは。

奇士 #nLnvUwLc | URL
2015/12/05 23:04 | edit

白クマさん こんばんは

五円玉などを糸で吊るしてつまみ、肘を机上につけて、手は動かさず、五円玉を目だけで念力みたいに、左右、前後、回転・・と誘導してやると、そのとおりに揺れますね、無意識に目の動きが手に伝達されている、これほど神経の繋がりがあるんじゃないかというのが根拠ですけどね^^

michael #xNtCea2Y | URL
2015/12/06 00:29 | edit

奇士さん こんばんは

もちろんこれが絶対だとは思いません;ムートンはラクそうに見えますね^^
これがムートン通常の構えだとして、楽器は組んだ右膝の上に乗っているので極端に低くはなさそうですね、人物との比較で弦長65cmくらいの小振りな楽器らしいですが、ただネックが下がった角度で、半身に構えている、曲にもよりますがヴァイスの難度の高い曲になると、ややきついようにも思えます?;

michael #xNtCea2Y | URL
2015/12/06 00:30 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://micha072.blog.fc2.com/tb.php/989-dd8c9c38
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

FC2カウンター

ブロとも一覧