Micha クラシックとリュートの楽しみ

クラシック音楽とリュート、自然・科学の話など

R.バルト:S.L.ヴァイス Lute Sonatas,Vol.11  

ロバート・バルトのNAXOS盤、久方ぶりです;
2010年録音が最新盤らしいですが、今回はヴァイスの聴き応えのある作品が入っています。

weiss vo 11
シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス ソナタ 第11集
バロックlute:ロバート・バルト
録音 2010年11月18-20日、イギリス、西サセックス、聖トーマス・ベケット教会


一曲目のソナタ ハ長調はドレスデン本にある大作で演奏時間、27:56
フランス序曲で始まるが、これが充実している、当然、難度も高い;そのせいかタブラチュアには結構運指が書き込まれている。
グラーヴェに出てくる、この上行パッセージを粒を揃え滑かに決めるのが難しい、ここは上の音価どおりより、徐々に加速して拍に収めるのが良い。
weiss ouv
こういうのはルネサンスluteでいうフィゲタのような極意で、真面目な積み上げが必要か^^;
続いてアップテンポのフーガはストレッタで、密度が高い傑作、過去には今村泰典氏が鮮やかに決めた録音があったのみ、フーガのテーマは解放弦のバスでも弾かれるが、今村氏は完璧な消音操作で鍵盤音楽と言えそうな演奏だった。当盤のR.バルトの演奏は、今村氏のような決め方ではないが、リュートらしく、ちょっとほっとする^^
3曲目、ソナタ 変ホ長調に入っている、リゴードンはその昔、佐藤豊彦氏が世界初のバロックlute録音をしたLPにも入っていて印象強い、たしかに良い曲だ。
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category: リュート作品

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コメント

私が世界で最も尊敬する最高峰のバロックリュート奏者です。
バロック時代から現代へトリップしたかのような人物。
卓越した技巧、音楽性、この人のシリーズ全部CD所有してます^^;。
憎いくらいに、職人芸、ほんとうに聴いていてホットします。
動画が一杯出ていますが、全部お気に入りにいれて、夜間に聴いていますが、演奏に危なげな所が微塵もないんですね。

あっ、その前の偉大な先人を忘れてました、
シェーファー氏です。この方も最高峰。
。。。。もっといそうかな。

白クマ #UK6Hb4OI | URL
2015/12/07 10:04 | edit

白クマさん こんばんは

同じヴァイスでも、装飾巧みで軽妙な演奏、というのは飽きがきてしまいますが、
ヴァイスは13コースluteの音楽なので、どっしり奥深さがほしいところ、バルトは一本筋が入って、そこをよく聴かせてくれるのが魅力です。

シェーファー氏はバロックluteに開眼させてくれた偉人ですね。

michael #xNtCea2Y | URL
2015/12/07 22:46 | edit

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